石川県エルピーガス保安センター協議会

  石川県エルピーガス保安センター協議会とは、調査員に対する再教育や情報交換等を行い、技術の向上や見解の統一を図る為に、石川県の同業者が集結し協議する会です。
 
 今年度は、2010年8月4日水曜日午後1時半よりJA教育センター第3会議室に於いて研修会が開催されました。研修会は1年の内に数回行います。
 
 研修会は、金谷雅雄会長の挨拶で始まり、社団法人石川県エルピーガス協会 保安部会からの講師により、『バルク供給における点検内容について』の注意事項や解説がありました。
 バルク供給設備の点検は、販売事業者には、供給設備の点検義務が課せられ、規則第19条のバルク供給設備に係る供給設備の技術上の基準、規則第54条のバルク供給に係る特定供給設備の技術上の基準に基づき設置された供給設備で供給するときは、液石法第27条(保安業務を行う義務)第1項第1号により、供給開始時及び定期的に点検を行う事が規定されている。
 点検の実地者は認定を受けている保安機関でなければ点検をすることが出来ない。
 点検頻度は、特定供給設備以外のバルク供給設備の点検項目と頻度(規則第36条第1項第1号ロ)と、特定供給設備の点検項目と頻度(規則第36条第1項第1号ニ)が定められている。
 バルク供給設備の点検は、次の頻度で実施する。
 供給開始時及び6ヶ月に1回以上又は1年を超えない範囲で行う充てん作業時
 供給開始時及び1年に1回以上
 供給開始時及び2年に1回以上
 供給開始時及び4年に1回以上
 これらについての詳細説明がありました。
 その後、社団法人石川県エルピーガス協会の事務局長の進行により情報交換が行われました。

 参加者は調査員だけでなく事務員も参加しており、新しく学んだこと等もあり有意義な時間を費やし、今後の業務により一層の自信を持つことが出来ました。
 講師の先生又この会を企画して下さった会長様、事務局長様 有難うございました。