天ぷら油発火ぜす

 2012年4月25日某新聞朝刊に載っていた記事について、確認した事項についてお知らせします。

コンロ消し忘れ10時間

安全装置は?どうなっていたの?

 『ガスは安全ってご存知ですか?』とお知らせしている金沢保安センターとしては、これは確認する必要がありますので、関係者の方々からお話を伺いました。

 ☆白山野々市消防本部の方は
「安全装置の付いていないコンロの上に天ぷら油の入った鍋が置かれてあり、火はついていた。
「ガスの臭いがする」というのは油の臭いの事です。大事には至らなかったので後はガス屋さんにお任せしました。」

 ☆ガス屋さん(販売店)の現場に行かれた方からのお話では
「着いたのは消防の方の撤退後でした。鍋は熱く火はついていたようです。メーターは遮断していませんでした。念のため点検をしました。お客様には安全装置の付いたコンロを使って下さいと伝えました。」
「後日ガスメーターのメーカーに問い合わせたところ、「とろ火の場合12時間又は無制限に遮断しない場合が有る。」との事でした。」

安全装置のついた器具(コンロ)を使いましょう!

 以上のことから、これは特異なケースであった事が確認されました。
事故にならなかったのは幸いですが、もし安全装置の付いたコンロを使用していたならば、このような騒ぎ(119番通報)にならなかったのですから、安全装置のついた器具(コンロ)を使って頂きますようにお願いします。

 『天ぷら過熱防止装置』知っとるけ!